特殊コレクション(陶磁器関連資料)のご案内
 
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○陶磁器コーナーからのお知らせ
○特殊コレクションについて
○寄贈資料についてのお願い 
○陶磁器関連の逐次刊行物
 
 陶磁器コーナーからのお知らせ

陶磁器資料コレクションが高く評価され、Library of the Year 2015 大賞を受賞しました。



「Library of the Year」は、これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に対して、NPO法人 知的資源イニシアティブ(IRI)が毎年授与する賞です。

2015年11月12日(木)パシフィコ横浜で行われた第17回図書館総合展で、「Library of the Year 2015」の最終選考会が行われました。大賞候補4機関についてのプレゼンテーションの後、ディスカッションを経て、審査員7名(選考会一般参加者票1票を含む)の投票により当館の大賞受賞が決定いたしました。



 受賞理由

地域の産業に根差した「陶磁器資料コレクション」はビジネス支援・産業支援として本来図書館が取り組むべき課題に明確に向き合っている。

特に収集が難しいミュージアムやギャラリーの図録を数千点規模で収集しており、この「司書が足で稼ぐ」収集活動のありようは、他の図書館にとって極めて示唆的である。

※参考
田村俊作. Library of the Year −良い図書館を良いと言う−. カレントアウェアネス. 2008, (297), p.2-3.

2015年の“Library of the Year”は多治見市図書館に カレントアウェアネス・ポータル
 
特殊コレクションについて

 
 当館では美濃焼の街の図書館として、陶磁器関連の資料を重点収集しており、研究者・生産者・陶芸家・陶芸を学ぶ学生・消費者・愛好家などを対象にした約10,000点の資料を所蔵しています。本館3階には専用コーナーを設け、資料は陶芸の辞典・陶芸入門・陶芸史・窯業史・陶芸技法・陶芸図鑑・陶芸家・陶芸論・全国の窯業地・美濃と瀬戸等の内容別に分けて分類してあります。
 
 中でも、全国の博物館・美術館・ギャラリー・百貨店などで発行された陶磁器の展覧会図録及びカタログは、約1,500タイトルを所蔵し、他にはない貴重なコレクションとなっています。また時には近隣の美術館・資料館の企画展に併せ、図録と関連資料を集めた展示企画も行っています。所蔵リストは蔵書検索ページの特殊資料一覧からご覧ください。

資料寄贈についてのお願い

陶磁器関連の展覧会図録の寄贈を募っております。特に関係者に配られる個展のパンフレット等は非売品であり、地域にとっても貴重な資料です。処分される前に是非図書館へご一報下さい。このほかに陶磁器に関する資料で、ギャラリーなどのフライヤーやちらしなども是非お送り下さい。陶磁器コーナーに展覧会情報として設置・配布しています。

 
陶磁器関連の逐次刊行物

陶磁器の専門誌を永年保存しています。所蔵のないバックナンバーも入手可能な限り収集していきます。
このほかに陶業時報(陶磁器産業関連新聞)は3階の新聞雑誌コーナーに、優しい食卓(テーブルコーディネート)は2階の本棚又は地下書庫に保管しています。又、一般雑誌の中でも陶芸特集の号に限り永年保存している資料もあります。(和楽・ブルータスなど)詳しくはカウンターまでお尋ね下さい。

雑 誌 名 保存年(月) 刊期 発 行 所 備  考
食器 H8-H12 総合通信社
図案ライフ H8.5- 八宝堂
セラミックス H11- 日本セラミックス協会 欠号あり
小さな蕾 H8.4- 創樹社美術
つくる陶磁郎 H9.12- 双葉社
陶磁郎 H7.4-H18.11 双葉社
日本セラミックス協会学術論文誌 H11.5- 日本セラミックス協会
炎芸術 S57.11- 阿部出版 創刊号〜
陶説 H16.4- 日本陶磁協会 BN収集中
陶遊 H12.8- 新企画出版局 欠号あり
やきものを楽しむ H15.5-H16.2 週刊 鰹ャ学館
陶工房 H14.3- 誠文堂親光社 BN収集中
 
陶芸作品と出会うミニギャラリー「tana gallery(ギャラリー棚)」

2016年6月に開設し、ご好評をいただいておりました「tana gallery(ギャラリー棚)」は、2019年9月末をもってお休みをいたします。

陶磁器に関するレファレンスについて


 陶芸関連の雑誌・論文集・古窯の発掘調査報告書・文書類なども積極的に収集しており、美濃焼に関するレファレンスにもお答えしております。詳しくは本館又は、郷土資料室までお尋ね下さい。

 
 
ご不明な点はお気軽にお尋ねください。