多治見市図書館 郷土資料室
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郷土資料室では、多治見市内をはじめ多治見市に関わる資料を収集、保存しています。地域研究や調べ学習にご活用ください。
また、地域の歴史に関するご相談も随時受け付けています。郷土資料室までお問い合わせください。

郷土資料室では、こんなこともしています。
詳しくはこちらをご覧ください
作業風景をのぞき見 まなびの散策
 

【利用について】
閲覧のみで貸出はしていません。
著作権法の範囲内で必要な箇所をコピーすることはできます。
・モノクロ 1枚10円
・カラー  1枚50円

【古文書講座】
「古文書に興味があるけど、何から始めればよいかわからない…」
「家に伝わる古い文書を読んでみたい…」
古文書をまなびたい方や、まなんだ経験の浅い方におすすめの講座です。

 平成29年度 古文書講座 郷土の歴史をよむ  
@8月5日(土)
A9月9日(土)
B10月14日(土)
C11月11日(土)
D12月9日(土)
各回とも 午前10時〜11時30分

事前申込不要

講師: 岩井 美和 氏 (多治見市文化財保護センター 学芸員)

会場: ヤマカまなびパーク7階 多目的ホール
    
9月・10月・11月の会場が変更になりました!
     5階 学習室502 (12月のみ・従来どおりです)
 (多治見市豊岡町1−55 JR多治見駅より徒歩 約5分)

参加費: 各回200円(資料代を含みます・当日ご用意ください)

持ち物: 筆記用具

テキストは、多治見市笠原町の旧・日光寺文書と、優美な西浦焼で知られる西浦家文書を予定しています。

【ミニ展示】
郷土資料室では、ヤマカまなびパーク1階の受付け前で所蔵資料を随時展示・公開しています。(観覧無料)
「陶器将軍 加藤助三郎と陶器商報」を開催中です。
市之倉出身の助三郎は明治時代に美濃焼の海外市場の開拓者として、西浦圓治と並び活躍した人物です。助三郎が発刊した業界誌である「陶器商報」(多治見市図書館郷土資料室所蔵)をもとに、助三郎の功績を紹介します。
平成29年9月1日(金)〜11月30日(木)
 


また、ヤマカまなびパーク3階(図書館本館内)の「郷土ぎゃらりぃ」では、多治見市内の古墳を紹介・解説し、古墳に関する蔵書のガイドを行うパネル展を開催しています。ぜひ、ご覧ください。(観覧無料)

   

【多治見レトロ写真セットの貸出について】
郷土資料室所蔵資料のうち多治見の昔の写真をパネルにし、イベントや施設などでの掲示、回想法にもお使いいただけるように駅・列車、商店街、観光地などさまざまなテーマごとにまとめています。
新たに小学校の写真を追加し、写真セットをリニューアルしました。
セット以外のご要望にもお応えしますので、お気軽にお問い合わせください。
 
詳しくはこちらをご覧ください 写真セット一覧

【多治見レトロシアターDVDの貸出について】
郷土資料室所蔵の映像資料のなかからDVDを作成し、貸出を始めました。
懐かしい多治見をどうぞ、動画でご覧ください。


【郷土資料の販売について】
郷土資料室では、「多治見市史」をはじめ、郷土資料室所蔵目録などを販売しています。
在庫の有無は郷土資料室にお問い合わせください。

詳しくはこちらをご覧ください 「販売書籍一覧」


【たじみ昔かわら版】
多治見市内のことをより知っていただける「たじみ昔かわら版」を、年4回発行しています。
No.1 「多治見」の語源いろいろ No.2 土岐川のいまむかし
No.3 絵図からみる多治見 No.4 昔の地名を探る
No.5 ながせ商店街の歴史 No.6 江戸時代の多治見の支配者
No.7 多治見の陶祖祭 No.8 多治見の陶器商〜西浦圓治〜
No.9 多治見の陶器商〜加藤助三郎〜 No.10 美濃焼の通った道〜今渡街道〜
No.11 多治見の古文書で読む縁組 No.12 多治見の街道〜下街道〜
No.13 笠原の地名・字名 No.14 多治見の名山をめぐる
No.15 多治見の川〜大原川を語る〜 No.16 虎渓用水の今昔
No.17 多治見の昔話〜土岐川北編〜 No.18 多治見のお城
 No.19 川替え騒動 No.20  多治見の古墳

【寄贈のお願い】
郷土資料室では、多治見市内をはじめ多治見市に関わる資料を幅広く収集し、調査研究に活用しております。
特に入手しにくい社史、記念誌、個人出版や地域団体の研究成果の資料、古い地図・写真等ご寄贈いただけるものがありましたら、ご協力くださいますようお願いいたします。
詳しくは、郷土資料室までお問い合わせください。

【所在地】
〒507-0034 多治見市豊岡町1-55  ヤマカまなびパーク4階 電話 0572-23-3783
詳しくはこちらをご覧ください 【所在地と駐車場のご案内】


【開室時間】
火〜土曜日 10時〜17時(日・月・祝日・年末年始は休室) 
※図書館とは開室日・時間が異なりますのでご注意ください
※毎月第3木曜日は、館内整理日となります。お電話にてご予約ください。
 
 ただいま作業中 その1 〜郷土資料室の作業風景や資料をご紹介します


市内の旧家から寄贈された襖の下貼りに、なにやら文字が書いてあるとの連絡を文化財保護センターからいただきました。その紙にはどんなことが書いてあるのかを調べるために、下地に貼ってある紙を一枚一枚剥がしていく作業を行いました。



持ち込まれた襖は全部で6枚。襖と言っても、この画像のように経年劣化で原型を留めていない状態です。



最初に行うのは木枠から紙を剥がす作業です。こちらは木枠から紙を剥がした状態です。唐紙の下に新聞や古い書き付けが残されています。



そのままでは資料を傷めてしまうので、霧吹きの水を吹きかけながら糊をゆるめ1枚ずつ剥がしていきます。
一枚完全な形で残っているものもあれば、部分的に読み取れるものなどなど、様々な種類の文字資料を見つけることができました。



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 ただいま作業中 その2

襖の下貼りにどんなことが書いてあるのか調査をするための作業をしています。今回は襖から剥がした紙を1枚ずつきれいにのばしていく作業を行いました。



前回と同じように、霧吹きで紙を湿らせます。



紙を焦がさないように注意しながら、低温でアイロンをかけ紙の皺を伸ばしていきます。



丸まった紙がこのようにまっすぐになり、文字が読みやすくなりました。 この書き付けには荷車にかかる税金について書かれていました。大車、中車、小車と、荷車の大きさによって金額もちがっていたようです。



こちらは 『森岡貢物語』という書物のようです。文献を調べたところ5巻からなる書物とのことで、ここでは2巻のみの書付をみつけました。これから作業する襖は5枚あるので、今後他の部分がみつかるかもしれません。



剥がした書付はどのようなことが書いてあるか調査し、原稿用紙に解読文を書き出していきます。書付は1枚づつ専用の袋に入れ保管します。


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 ただいま作業中 その3

今回は、2枚目の襖を解体しました。一体どんな書付がでてくるのでしょうか。




解体前の襖です。多少黄ばんでいますが普段目にする襖と形は変わりません。



上張りを剥がしていきます。



すると、何やら絵や書付等を、まばらにみつけました。襖の補強等で貼ってあるようです。



さらに解体していきます。まず木の枠を外します。



この枠に使われていた釘です。普段目にする釘とはかなり形が違いますね。この釘は枠に半分の長さ位まで打ち込まれ、残りの半分を90度に曲げて固定されていました。



枠を外しました。



さらに剥がしていきます。



様々な書付が姿を現しました。



完全に木の枠と紙が分かれました。



前回と同じように、一枚づつ霧吹きをしながら丁寧に剥がしていきます。



すると、襖の下貼りがこのような形態に変わりました。



今日みつけたもの1〜明治7年の列車時刻表
新橋から品川まで、品川から川崎までと何時何分に到着していたか、下りと上りと両方書いてあります。それぞれの駅で2分ほど停車していたようです。



今日みつけたもの2〜宗門送り一札
江戸時代に当時22歳の「いとさん」という女性が嫁入りをした際、嫁ぎ先の村へ戸籍を変更するために使用されたようです




今日みつけたもの3〜お茶道具に関する目録

茶入れの棗(なつめ)に関する目録です。棗を収納する箱や、袋(仕覆)について書かれています。

この調査の際には、長崎巌(2007)『すぐわかる茶の湯の裂地』東京美術を参考にしました。この資料には仕覆の布地である名物裂(めいぶつぎれ)の種類が写真でわかりやすく紹介されています。図書館資料を使用することで、読めなかったくずし字を解読することができました。

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