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私たちが毎日眺めている日常の風景や生活は、変わらないように見えて、実は日々移り変わっています。時代とともにいつの間にか姿を消してしまったもの、形を変えながら僅かにその記憶が残っているもの。そんな街の風景の歴史を地図や写真片手に散策し、ひとつづつ見つけ出していきませんか?いつもの風景の歴史を知ることでこの街がより愛着のある、特別な場所に変わるかもしれません。

このまなびの散策は多治見市学習館と郷土資料室のコラボレーションで生まれた企画です。郷土資料室所蔵の古地図や写真資料を基に、街を歩き、その歴史的背景を知り、そこで暮らす方々の生のお話に耳を傾ける。
毎回テーマと場所を変え、知っているようで知らない多治見の歴史を少しずつ繙いていきます。



 
画像 昭和9年(左)と現在(右)の新羅神社 
 こちらのページでは、過去に実施した講座と展示企画をダイジェスト版でご報告したものです。
今後も随時資料や解説を追加していきますので、どうぞご覧ください。


第1回 明治・大正・昭和 土岐川と橋の写真展  明治・大正・昭和 土岐川と橋

第2回 セピア色の商店街 銀座・小路(しょうじ)町界隈レトロさんぽ 街並みアーカイブ〜銀座・小路町界隈レトロさんぽ編

第3回 中世から現代の暮らしにとけ込む永保寺 虎渓山三十六景伝説の風景めぐり

第4回 水とこの町の暮らし
古地図に描かれた「幻の水」を訪ね歩く 街並みアーカイブ〜古地図に描かれた幻の水を訪ね歩く

第5回 建物からみる昔のたじみ、今のたじみ

第6回 たじみ絵図あそび

第7回 セピア色の商店街U〜ながせ通り編〜  こころの中のながせ通り〜それぞれの風景見つけ歩き
 
 
 
第7回 まなびの散策〜地図を片手にタイムトリップ〜
美濃焼こみち2013 「こころの中のながせ通り」〜それぞれの風景見つけ歩き」

 大正〜昭和の古地図と今の商店街を見比べながらぶらりと町歩き。
多治見市の歴史を郷土資料室職員の解説や地元の方のお話から楽しく深く探検します。
散策後は地元の愛されおやつ大判焼きを食べながらおしゃべりを楽しみましょう。当日は美濃焼祭が開催中です。
ご参加お待ちしています。

【日 時】10/12(土)9:3012:00頃(少雨決行)

【集合場所】まなびパークたじみ1階ロビー
【コース】まなびパークたじみ(ギャラリートーク後散策スタート)〜ながせ商店街界隈 
      ながせ商店街を中心に周辺の街並みと建物を中心に見て回ります。
【定 員】25
【持ち物】運動に適した服装 雨具 デジタルカメラ(あれば)
【参加料】500
【申込み】多治見市学習館(tel0572-23-7022
【協 力】多治見ながせ商店街・多治見まちづくり株式会社・名城大学理工学部建築学科谷田研究室


 多治見市学習館ホームページはこちら
です
 
今回の「まなびの散策」は、「美濃焼こみち」のプログラムの一つとしてもエントリーしています。
 美濃焼こみちのホームページはこちら このホームページからは直接申し込みができます。

 
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第7回まなびの散策ギャラリー 「セピア色の商店街U〜ながせ通り編〜」
 
 商店街、それは単に買い物をするだけではない思い出がたくさんつまった大切な「場所」。
時代とともに商店街の姿、風景は移り変わります。今回は明治時代の多治見駅開業を機に陶磁器産業とともに発展を遂げた「ながせ商店街」を取り上げ、商店街の魅力を歴史や人々の思い出から紐解きます。

 
 ながせ商店街のある長瀬本町通りは明治20年(1887)に下街道が付け替えられてできた道路です。(それ以前の下街道は土岐川北岸の堤防沿いの道でした) 明治33年(1900)、中央線が多治見まで開通すると、駅へ通ずる道として長瀬本町通りは栄えました。大正11年(1922)には通り沿いに運送業者が多く見られます。年代を経るごとに生活用品や生鮮食品、文化劇場などの娯楽施設が増え、現在のように周辺に住む人々の暮らしを支える商店街へ発展してきました。
 
 今回の展示ではみなさんが一人ひとり持つキオクの中の風景を、古い地図や写真、商店主さんへのインタビュー記事、アンケートなどを通じて鮮やかに呼び起こします。ぜひご来場ください。


【期間】平成25年10月1日(火)〜14日(月・祝)
【会場】まなびパークたじみ1階オープンギャラリー





展示資料より:昭和40年頃 長瀬本町通り内日活劇場のアーチ(多治見市図書館郷土資料室所蔵)

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第6回まなびの散策〜地図を片手にタイムトリップ〜「たじみ絵図あそび」
終了しました。たくさん方のご参加、ご来場ありがとうございました。

絵図とは現代風にいえば「イラストマップ」のこと。江戸から明治にかけて作られた絵図をつぶさに眺めると、昔の街並みや水害の様子、境界争いなど、様々な事柄が見えてきます。絵図を使って「歩く」「見る」「学ぶ」。3つの楽しみ方を通して先人たちの暮らしに触れる知的探求の旅に出かけましょう。


ウオーキング「絵図でたどる今渡街道」
今渡街道とは多治見から木曽川を結ぶ街道で、かつて美濃焼を全国に出荷するルートとして人や物が往来しました。江戸時代の絵図を見ながら市内の一部を散策します。(今回は多治見橋から小泉まで)

 企画展「絵図は語る〜多治見の江戸から現代へ」
古くから残されている多治見の絵図・古地図・鳥瞰図などを展示・公開します。
【期間】平成25年5月23日(木)〜6月2日(日)
【会場】まなびパークたじみ1階オープンギャラリー」


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 第5回 まなびの散策ギャラリー「建物からみる昔のたじみ、今のたじみ」
終了しました。たくさんの方のご来場をいただきありがとうございました。

 明治時代になってから陶磁器をはじめとする地場産業が盛んになり、たくさんの人々がこの町を行き交い、町の規模がどんどん大きくなっていきました。この頃から、人々の暮らしを支える建物―官公庁、娯楽施設、料亭、銭湯など―が建設され機能していきます。これらの建物は時代とともに取り壊され、姿を変えた建物がほとんどです。また、今に残り活躍する建物、現代のニーズに合わせて転用された建物、今でも変わらぬ姿で存在する建物もいくつか見られます。この展示では建物の変遷をたどりながら、多治見のまち、人々の暮らしを紹介していきます。

協力 陶都街並探偵団 多治見市文化財保護センター モザイク浪漫館



【期間】平成24年10月12日(金)〜10月21日(日) 午前9時〜午後8時(但し最終日21日は午後4時まで)
【会場】まなびパークたじみ1階オープンギャラリー

【展示内容】
1.多治見の町と建物の歴史
  多治見の町の移り変わりと建物のが建てられた歴史をたどります」
2.
50年前の街並みと現在に残る建物
  古い地図をもとに現在残っている建物を紹介
3.建物のあゆみ
  私たちの暮らしを支えている建物のはじまりについて
4.建物を彩るタイルたち
  明治以降の近代建築を彩ってきた笠原のタイルを紹介

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 街並みアーカイブ〜キオクをキロクする〜 「古地図に描かれた幻の水を訪ね歩く」

平成24年6月に実施された「まなびの散策〜地図を片手にタイムトリップ」では、多治見の水路を辿って歩きました。当日、ウォーキング中にみつけた街並みの写真を皆様にもご紹介します。普段見ている何気ない風景や街並みも、時間とともに少しづつ変化していきます。郷土資料室では、このような写真を通して、多治見の日常の風景の移り変わりを記録していきます。

※画像をクリックし、右側のOpen photo in new windowをクリックすると大きな画面で表示されます。更にその画像をクリックすると説明文付で見ることができます。(説明文のないものもあります)



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第4回 まなびの散策〜地図を片手にタイムトリップ〜 「古地図に描かれた幻の水を訪ね歩く」

約80年前に作られた多治見の古地図を眺めると、町の中には小さな水路、池、水源地などが点在しています。これらは、今やすっかり別の姿に形を変えた場所もあれば、当時と変わらぬ豊富な水を湛える場所もあります。古地図に描かれた「幻の水」の痕跡をたどりながら、町の移り変わりを探りました。

【コース】まなびパークたじみ(ギャラリートーク)〜新羅神社〜坂上湧水公園
【実施日】平成24年6月10日(日)


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 第4回 まなびの散策ギャラリー「水とこの町の暮らし」



水がない所にかかる橋、車止めがあって通れない道、新羅(しんら)神社周辺にそんな道をみつけてその理由を探ってみたところ、この場所はもともと水路だったことがわかりました。山から流れてきた水が、その水路を通って土岐川に流れていましたが、現在は暗渠(あんきょ)となっていてその姿をみることができません。ここでは水路の歴史を通して、多治見の町の移り変わり、人々の暮らしの変遷をたどってみました。
身の回りの小さな発見が、地域の歴史につながる驚きをお楽しみください。


【期間】平成24年6月3日(日)〜6月17日(日)
【会場】まなびパークたじみ1階オープンギャラリー

【展示内容】
1.古地図からみる多治見の今昔〜多治見の水路を通して町の移り変わりをたどる
2.昭和8年多治見町悪水路図〜現在は暗渠となっていて、みることができなくなった昔の水路の紹介
3.多治見と飲み水〜「多治見のおいしい水」になるまでの歴史を紹介
4.生活の中の水〜生活用水としての水、いまは見られない水の風景など
5.水との闘い〜多治見でおこった大きな水害について
6.市民の夢〜昭和25年市制10周年記念によせて書かれた記事の紹介

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 第3回 まなびの散策ギャラリー「中世から現代の暮らしにとけ込む永保寺」

虎渓山永保寺(こけいざんえいほうじ)は多治見市にある由緒ある寺院です。また観光スポットとしても人気のある場所です。そしてなんといっても、永保寺は多治見市民の「こころのふるさと」であるともいわれています。人々は、桜が咲いたから、新緑がまぶしいから、紅葉が美しいから、雪が降ったから、様々な折につけて永保寺を訪れます。この展示では、永保寺にまつわる記録をたどりつつ、人々に親しまれてきた永保寺の姿を探っていきます。「勅願所美濃國虎渓山永保寺繪圖」(明治14年3月1日出版)に見る「虎渓三六景」の紹介、永保寺にまつわるお菓子のパッケージや広告なども展示しています。

【期間】平成24年3月2日(金)〜3月11日(日)
【会場】まなびパークたじみ1階オープンギャラリー

【展示内容】
1.古地図の中の永保寺 虎渓三十六景、虎渓山略縁起一人案内について
2.古文書の中の永保寺 永保寺中近世文書の紹介、目録文書の見方など
3.生活の中の永保寺 普段の生活の中にある永保寺をモチーフとしたパッケージや広告、写真など
4.本の中の永保寺 永保寺を取り上げている小説、エッセイの紹介
5.絵はがきの中の永保寺 多治見の名所として、絵はがきに描かれた永保寺の紹介




 
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 第3回 まなびの散策〜地図を片手にタイムトリップ〜「虎渓山三十六景伝説の風景めぐり」

永保寺の中にある、古くから今に伝わる風景「虎渓山三十六景」を保寿院虎山住職のお話をききながら、じっくりと見て歩きました。

【コース】まなびパークたじみ(ギャラリートーク)〜路線バスに乗って虎渓山へ〜虎渓山永保寺へ(保寿院虎山住職による解説)
【実施日】平成24年3月11日(日)
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 街並みアーカイブ〜キオクをキロクする 「第2回まなびの散策 銀座・小路町界隈レトロさんぽ編」

平成23年10月に開催された「まなびの散策〜地図を片手にタイムトリップ」で、多治見の商店街や神社を参加者と共に歩きました。当日、ウォーキング中にみつけた街並みの写真を皆様にもご紹介します。普段見ている何気ない風景や街並みも、時間とともに少しづつ変化していきます。郷土資料室では、このような写真を通して、多治見の日常の風景の移り変わりを記録していきます。

※画像をクリックし、右側のOpen photo in new windowをクリックすると大きな画面で表示されます。更にその画像をクリックすると説明文付で見ることができます。(説明文のないものもあります)


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街並みアーカイブとは・・・時代と共に移り変わってゆく多治見の日常の風景、街の記録として保存する取り組みを行っています。今後も収集した写真は、電子データで保存し皆様に公開していきます。
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第2回 まなびの散策ギャラリー「セピア色の商店街」

明治5年焼物の生産・販売が自由になると、多治見市は焼物の集散地として、また商業地として発展していきました。急速に発展していく商店街の歴史、人々の暮らしについて、風景写真や地図、古文書、実際に使われていた職人道具などで紹介しました。また会場の一角にホーロー看板や昔使われていた懐かしい道具の展示コーナーを設けました。

【期間】平成23年10月7日(金)〜23日(日)
【会場】まなびパークたじみ1階オープンギャラリー



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 第2回まなびの散策〜地図を片手にタイムトリップ〜「銀座・小路町界隈レトロさんぽ」

まなびの散策ギャラリー「セピア色の商店街」の展示解説後に実際に新町、小路町界隈を歩きました。この日は月に一度の「銀ぶら市」が開催され、銀座通りのアーケード内は多くの人でにぎわいました。郷土資料室所蔵と商店街の皆さんが提供してくださった懐かしい風景の写真やレトロな品物を展示し、参加者は商店街の方々と触れ合いながらこの日限りの街角ギャラリーを楽しみました。

【コース】 まなびパークたじみ(ギャラリートーク)〜新羅神社〜銀座商店街〜小路町(往復約5km) 
【実施日】平成23年10月15日(土)

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 第1回まなびの散策ギャラリー 「明治・大正・昭和 土岐川と橋の写真展」

多治見市の中心を流れる土岐川は、古くから人々の暮らしに密接に関わってきました。農業用水など地域の生活に恵みを与える存在であったり、時に洪水を起し荒ぶる表情を見せたりと、長い歴史の中で土岐川がこの地域の人々に与えた影響ははかりしれません。また、土岐川で分けられた地域は、橋を架けることで行き来が盛んとなりました。特に地場産業である美濃焼の流通は土岐川に架かった橋によってより発達していきました。現在の私たちの生活にも関わりの深い土岐川の歴史や橋の歴史を写真や地図、絵図で紹介しました。

【期間】平成23年5月20日(金)〜29日(日)
【会場】まなびパークたじみ1階オープンギャラリー















展示資料より:明治時代の多治見橋の様子。当時は橋賃をとっていた。(多治見市図書館郷土資料室所蔵)

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 第1回まなびの散策〜地図を片手にタイプトリップ〜「明治・大正・昭和 土岐川と橋」

多治見の中心部を流れる土岐川とそこに架けられた橋について、実際に川原を歩きながら地形と歴史について学びます。当日は生憎の雨天でしたが、大勢の参加者が川沿いを散策しました。

【コース】まなびパークたじみ(ギャラリートーク)〜多治見橋〜県病院付近(往復約5km)
【実施日】平成23年5月29日(日) 
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まなびの散策に関するお問い合わせは多治見市図書館郷土資料室へ

〒507-0034 多治見市豊岡町1-55  多治見市図書館郷土資料室 電話 0572-23-3783
開室時間:火曜日〜土曜日 (10時〜17時開室) 休室日:日・月・祝日・年末年始
※駐車場はヤマカまなびパーク地下駐車場、または市営豊岡駐車場をご利用下さい。(有料)